2018年08月22日
カテゴリ: 富士山
河口湖と富士山が一望できる白滝林道から、早朝の富士山です。
撮影者:村松茂貴
撮影日:2012/8/29
場所 :白滝林道
カメラ:ソニー α350
輸入注文住宅のセルコホーム山梨富士です。
カナダには、築100年を超える住宅が珍しくありません。その背景には、カナダ独特のライフスタイルがあります。人々は、歴史を感じさせるオールドスタイルの住宅を好んで求め、自分たちの生活に合わせて改装しながら長く住み続けます。これを可能にしているのが、百数十年前からカナダの標準的な工法として受け継がれてきたツーバイフォー工法です。住まいのコンセプトが今も100年前も同じであることから、現代人でも容易に改修工事を行えるのです。ツーバイフォー工法ならではの耐久性の高さと堅牢な躯体、さらに汎用性の高い工法が、カナダならではの「手をかけながら長く住み続ける」というスタイルを支えています。
ルイーズ&ジャベール・プシャール夫妻邸 フレンチ・カナダ伝統の地であるケベック・シティ郊外に建つ邸宅。1875年に建てられ、2軒続きのアパートに改装されていた建物を32年前に夫妻が購入。再び1軒家に改装し直した。以来、伝統的な外観を維持するため5年に1度自分たちで壁を塗り替えるなど、手を加えながら大切に住み続けている。
ツーバイフォー工法のルーツとされる「バルーンフレーム工法」で建築された札幌時計台(北海道・札幌)は、1878(明治11)年の完成以降、約140年の長きにわたり北海道の厳しい自然と幾多の災害に耐えてきた。日本のツーバイフォー建築の象徴的な建物と位置づけられ、1970年には重要文化財に指定された。
住宅を自分たちの生活に合わせてリノベーションしながら長く暮らすのが、カナダの一般的なライフスタイル。中には100年を経たオールドスタイルの住宅を購入し、手をかけ時間をかけて居心地のよい住まいに仕上げる方も少なくないツーバイフォー工法ならではの耐久性と強靭な躯体が、こうした習慣を支えている。