2017年06月08日
カテゴリ: スタッフからのご提案 / 家づくり
あなたは注文住宅派?分譲住宅派?どちらがお得?
いつもブログを見ていただきありがとうございます。セルコホーム山梨富士/富士急建設のタカッチです。
早速ですが、山梨県産業・観光統計の新設住宅着工戸数を調べてみました。今年4月の県内住宅着工戸数は持家が219戸、分譲住宅が28戸という結果です。
ちなみに、昨年度一年間に山梨県で建てられた新築住宅の数は持家が2,903戸、分譲住宅が468戸(出典:同新設住宅着工戸数)ですから、県内で毎月平均280戸以上の新築住宅が建てられていた計算になります。意外と多い!と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
両者を比べてみると持家いわゆる注文住宅の方が分譲住宅より約6倍多くなっています。全国平均と比べても山梨県の注文住宅着工戸数は分譲住宅と比べ比率が高い傾向にあります。
これは一概に注文住宅が優れているからではなく、私は地域事情が大きく影響しているからだと思っています。
例えば農地の減少や遊休地の開発で首都圏より希望の土地が取得しやすいといった要因です。
もちろん注文住宅、分譲住宅それぞれにメリット・デメリットがありまので、今回は、注文住宅がいいのか?分譲住宅いいのか?について少し考えてみたいと思います。
建築場所と時間
お子様の通学、お仕事の関係など土地を探して更地に家をたてる場合や今のお住いを建替える場合はすべて注文住宅に分類されます。
注文住宅の場合「住み慣れた環境で暮らせる」「生活の利便性が上がる」などのメリットがある一方、仮住まいの手配や引越しなど建築費以外の出費がかさむ。土地探しに長い時間を費やす。設計や建築確認などにも時間がかかるなどのデメリットが挙げられます。
その点分譲住宅は、気に入った場所であれば、時間を節約できることが大きなメリットといえそうですね。
予算と自由度
注文住宅は土地が決まってから本設計に入るので予算に合わせて坪数を調整することが可能です。また、ご予算に余裕があれば設備や仕様などこだわりたい部分に対応することもできますね。
しかし、すでに住まいを建てた方のアンケート結果を見ると、住んでからの悩みで予算オーバーが毎年上位を占めています。自由度が高い分優先順位をつけて進めることが重要ですね。
反面分譲住宅の場合は、自由度に関しては殆どありませんが、その分購入価格が注文住宅より明確なので、予算さえ合っていれば安心です。
間取りやデザイン
注文住宅は、家族構成や目的に合わせて自由な発想で家づくりを進められるのがメリットですね。特にこのブログでも何度か申し上げていますが、家を資産と捉えた場合、外観デザインはとても重要になるので、この辺にはじっくり時間をかけて取り組んでいただきたいと思います。
分譲住宅は、すでに間取りやデザインが出来上がっているので、変更ができない。あるいは、変更するのが難しいといった課題があります。
しかし、空間の広がりや壁紙のコーディネートなど図面やサンプルで判断するのが難しい部分を見てからジャッジできるので、これはメリットでもありデメリットでもあるのかも知れません。
まとめ
このように注文住宅を選ぶか?分譲住宅を選ぶか?にはそれぞれのメリット・デメリットがあります。
ですから、メリット・デメリットをよく考えた上で、ご自身の状況に合った選択をされればよろしいかと思います。